DAC-50S

特長

DAC-50Sは3G/HD/SD-SDIビデオ入力をアナログ出力に変換し、アナログビデオモニターやVTR機器(BataCAMやVHSなど)と簡単に接続することができます。また、SDアナログ機器を接続するために、信号をダウンコンバートすることが可能です。
※HD系アナログ信号への出力は出来ません。

■入力：3G, HD SHI, SDI
■出力：YUV, CV, S (YC)
■3G/HD/SD-SDI入力信号を自動認識し、下記のアナログビデオと不平衡型音声アナログオーディオに変換します。
■変換可能なアナログ出力　※DIPスイッチ 6番にて切り替え
　・コンポーネント(Y Pb PrまたはYUV) 出力 x1 + コンポジット(CV)出力 x1
　・S-Video(Y/C)出力 x1 + コンポジット(CV)出力 x2
■DIPスイッチにより、アナログオーディオ出力に送るディエンべデッドオーディオチャンネルが選択可能です。
■頑丈なアルミニウムの筐体を持ち、オプションのバッテリーホルダー MB-4（別売）を装着することができます。
■NTSC/PAL 出力対応 (入力信号のフレームレートにより自動切替)
■DC12Vで動作。

映像表示モード

DIPスイッチ5 で出力アスペクト比を設定する事が出来ます。

DIP スイッチモード選択

DIP Switch Setting

DIP SW No.	0 （↑）	1 （↓）
Dip SW1 ～ SW3 – SDI ディエンベデッドオーディオ	※02 下記表参照	※02 下記表参照
DIP SW4 – セットアップレベル	7.5 IRE	0 IRE
DIP SW5 – 出力アスペクト比	16:9	4:3
DIP SW6 – ビデオ出力	Y Pb Pr + CV	Y/C + CV(2系統)
DIP SW7 ※01下記参照	SMPTE	EBU
DIP SW8	通常操作	ファームウェアアップデート

※01 SW7 ：エンべデッドオーディオの規格を選択します。（SMPTEかEBU）
エンべデッドオーディオが　EBU = -18dBFS　の場合　、出力は RCA = -14dBV
エンべデッドオーディオが SMPTE = -20dBFS 　の場合　、出力は RCA = -10dBV
詳細はデジタル/アナログレベル換算表を参照

※02 SDI ディエンベデッドオーディオ

DIP SW2	DIP SW2	DIP SW3	SDI Audio De-Embed
0	0	0	CH1 & CH2
0	0	1	CH3 & CH4
0	1	0	CH5 & CH6
0	1	1	CH7 & CH8
1	0	0	CH9 & CH10
1	0	1	CH11 & CH12
1	1	0	CH13 & CH14
1	1	1	CH15 & CH16

外観

セットアップ例

仕様

型番	DAC-50S
入力	3G/HD/SD-SDI（BNC） x 1系統（16chエンべデッドオーディオアクティブスルーアウト付）
出力	コンポーネント（YPbPr） x 1系統コンポジットx 2系統（うち1つはU/Pb兼用） S-Video(Y/C) x 1系統（Y 、V/Prと同じ）不平衡型音声（RCA L/R） x 1系統
入力フォーマット（自動認識）	【HD】 1080p 50/59.94 Hz（SMPTE 425M－A規格） 1080i 50/59.94 Hz 720p 50/59.94 Hz 【SD】 480/576i
出力フォーマット	625/25 PAL, 525/29.97 NTSC
動作環境温度	-10℃～50℃
動作環境湿度	10％～80％（結露なし）
寸法 / 質量	143mm（幅） × 45mm（高さ） × 85mm（奥行）突起物含む / 約0.47kg
電源	DC 12V 6W
付属品	AC/DC変換アダプタ（DC12V 1.0A） x1